はじめに

青汁は「青汁博士」と呼ばれた遠藤仁郎氏が戦時中に栄養失調に苦しむ人々をなんとか助けたいと考えた末にできた健康食品です。

 

青汁の効果・効能 はじめに

戦中戦後は食糧難の中、病気に悩む人々を救いました。

 

飽食の現代にあっても、なお慢性的な野菜不足を補い、ストレスの多い社会で健康な体を作るために有効な食品であると注目を集めています。

青汁はどんな材料で作るの?

青汁の主原料には以下のものがあります。

ケール

ケールはアブラナ科の植物でビタミンやミネラルをバランスよく含んでおり、しかもそれらの栄養素が含まれる量が野菜の中でも上位にくることから「野菜の王様」とも言われています。

 

例えばカルシウムは100g中150mg含まれており、なんと牛乳の約2倍。
ヨーロッパではその栄養価が高く評価され、広く料理に利用されていますが、日本では主に青汁の原料として使用されています。

 

暑さ寒さに強く、栽培しやすいのも魅力。通年栽培も可能です。
15cmの深さのプランターに20cm〜35cmの間隔になるよう植えてみてください。夏は苦みが増しますが、冬は甘みが強くなります。

明日葉

明日葉はセリ科の植物で房総半島、三浦半島、八丈島などに自生しています。
明日葉の効能の特徴はなんといっても「カルコン」という鮮やかな黄色い汁です。

 

カルコンは他の植物にはほとんど含まれず、明日葉だけにある成分です。
カルコンには殺菌作用があるため、明日葉は古くから切り傷や虫さされなどに利用されてきました。

 

これは明日葉の自衛作用というべきもので、このカルコンを分泌することにより、外部からのウイルスや細菌を防ぐことができるのです。

 

この成分は人間にも有効で、ガンや胃潰瘍を抑制することが研究結果により明らかになっています。
「島の雑草」ともいわれる明日葉ですが、直射日光や霜に弱いなど、育てるのが難しい植物です。

 

種をまくのではなく、苗を買って植えると比較的簡単に育てることができます。

 

3月中旬から初夏にかけてとれる明日葉の新芽は茎も葉もやわらかくて美味しく、しかも栄養価も高いです。プランターで育てられますので、ぜひ挑戦してみてください。

大麦若葉

大麦若葉とは、イネ科の植物大麦の若葉です。
大麦若葉の効能の特徴は近年発見された「酵素SOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)」を大量に含んでいることです。

 

酵素SODは活性酸素を無毒化することで細胞の老化を防ぐ作用があり、美容面からも注目されています。

 

大麦若葉は酵素SODだけでなく、同じように活性酸素を無毒化する作用のある「フラボノイド」を含んでいます。

 

フラボノイドのうち、特に「GIV(グルコシルイソビテキシン)」は抗酸化作用だけでなく、紫外線によるビタミンの酸化分解を抑える効用もあるのです。

 

イネ科の植物なので家庭菜園しにくいイメージがありますが、実は鉢でも育てられます。

 

土を乾かさないように湿らせて種をまき、表面が乾かないように注意し、0〜30cmほど育ったら収穫します。
このぐらいの大きさまでであれば土なしでも育てられますので試してみてください。

 

青汁を飲みやすくする方法は?

野菜のみで作った青汁は青臭く、飲みにくいものですが、飲みやすくするためにいろいろとまぜてしまうと、青汁の効果が半減してしまいます。

 

以下の方法で味を試しながら、なるべく絞りたてをそのまま飲むようにしましょう。

 

氷をいれる

暑い日などは氷を入れるだけでも濃厚な青汁の口当たりが軽くなるので飲みやすくなります。

 

ハチミツをいれる

白砂糖や人口甘味料は栄養が少ないのでさけるようにしましょう。

 

リンゴ、レモンなどの汁で割る

青汁を飲みやすくする方法は?

リンゴ、レモンはビタミンCを破壊する作用があるので野菜と別々にミキサーにかけるようにしましょう。

青汁はどのくらい飲めばいいの?

青汁は栄養たっぷりで健康促進に役立ちますが、どれくらいの量を飲めば効果があるのでしょうか。

普段から野菜を良く食べる人は1日1杯、野菜不足を実感されている人は1日2杯飲むと良いでしょう。

厚生労働省は健康のために1日350gの野菜を食べることを推進しています。
青汁はコップ1杯で野菜200gをとることができるとても優秀なジュースです。

 

青汁は飲みすぎることによる副作用はなく、たくさん飲んでも問題ありませんが、「まずい!もう1杯!」のセリフで当時青汁ブームをけん引したキューサイ青汁のCMに出演した八名信夫さんはビールジョッキ1杯の青汁を今でも毎日飲んでいるそうです。

 

ただし、お腹はゆるくなりやすいので、最初のうちは様子をみながら量を増やしていきましょう。

青汁はどんな効能があるの?

青汁は自然食品であり、薬ではありません。しかし、人工の薬品は炎症を一時的に抑える役割にすぎず、副作用も多いです。
病はバランスの良い食生活で根本的に体質を改善することにあると言ってもよいでしょう。

 

ここでは青汁の薬理効果についてみていきましょう。

1.糖尿病予防

糖尿病は体内のグリコーゲンがインシュリンというホルモンの作用低下などで異常に糖分に分解されてしまう病気です。

 

近年の研究では血液が酸性になるとインシュリンの作用を妨げ、逆にアルカリ性になると作用をスムーズにすることがわかってきました。

 

血液をアルカリ性にするというのはどういったことなのでしょうか。それは、ミネラルをしっかりと補給することです。

 

ほぼ全ての野菜はアルカリ性なので、青汁はホルモン分泌を正常に整えてくれます。薬を一切飲まず自然食と青汁で体質を改善し、糖尿病を克服した例もあるのです。

2.心臓疾患抑制

人は産まれてから死ぬまでの間絶えず心臓や血管を動かし続けています。
動かし続けるためには一定の筋肉量が必要なのですが、カリウムが不足すると筋肉はなるべく動作しないようになってしまいます。

 

青汁に豊富に含まれるカリウムを投与すると心臓疾患に効果があるという研究結果もあります。
さらに、青汁は血液中の老廃物を分解する効果もあるのです。

3.ガン抑制

体内の細胞は絶えず新陳代謝を続けていますが、発がん物質などにより細胞が損傷を受け、増殖していくのがガン細胞発生の仕組みです。

 

明日葉には「キサントアンゲロール」と「4−ヒドロキシデリシン」という2種類のカルコン成分が含まれていますが、これらがガン細胞を死滅させる作用があることがわかっています。

 

参考URL:http://www.jbsl-net.com/news/post_13.shtml

バランスのよい食事や適度な運動を心がけながらこの素晴らしい青汁の効能を活用していきましょう。

青汁はどうやって作るの?

青汁の作り方

青汁は市販の商品も優秀ですが、手作りすると作りたてを飲めるのでたっぷりと栄養をとることができます。

 

材料はケール・明日葉・大麦若葉が栄養面でも効果的ですが、それ以外でも小松菜、アブラ菜、カブの葉など菜っ葉もおすすめです。

 

コップ1杯分の青汁を作り方

1.新鮮な野菜200グラムを流水で良く洗い、手で細かくもむ
2.すり鉢ですり潰した後、ガーゼなどで汁を濾してカスを取り除く

 

 

といたってシンプル。

 

青汁専用のミキサーを使うと、かすと汁を分けてくれるので便利です。
残ったカスはチャーハンや野菜炒めなどに入れて再利用できます。